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2023.09.04

VNCAブログ【整形外科手術後 ご自宅での過ごし方】

こんにちは。
整形外科所属の愛玩動物看護師 坊山です。

私は現在、整形外科に所属しており、骨折などの整形外科疾患に主に関わっております。

当院では手術後、少しでも入院のストレス軽減のために、多くの患者様を
翌日退院としております🏠🌼
そのため、飼い主様には患者様のご自宅での過ごし方や処置などに
ご協力頂いております。

今回は、ご自宅での過ごし方などについてお話をしていきます。

 

(1)ケージ内で安静に過ごす
手術後2週間後に、抜糸+レントゲン検査を行います。
手術から最初の2週間は、骨が安定しないため特に注意して安静に過ごしてもらいます。

安静に過ごす方法として
小型、中型犬、猫に関してはケージ、大型犬に関しては狭めの1部屋を用意して頂き、
その中で過ごしてもらいます。
ケージ内であっても、ジャンプ、柵に前肢をかけ立ち上がる行為は厳禁です⚠
また、ケージの中で滑らないようにしています。

例として、写真のように天井を低くし、上記行動を制限します📷

   

排泄も原則ケージ内で行ってもらいますが、外でしかしない子もいますよね💦
その場合は、リードを必ず付け、可能な限り抱っこで(段差を越さないよう)
外へ行ってもらいます。
ジャンプ・ダッシュなどしないよう注意しながら、排泄したら行きと同様に
抱っこで戻っていただきます🐕🏠

 

(2)エリザベスカラーを着用する
2週間程で皮膚がくっつくため、それまでは傷口の舐め防止のために
エリザベスカラーを着用します。

皮膚を舐めてしまうと…
感染を起こす、傷口が開き、治りが遅れる、貼っているガーゼを誤飲してしまう
ということが起こる可能性があります。

 

(3)アイシングを行う
手術後3日間は炎症が強くでるため、それを悪化させない、落ち着かせる目的で
アイシングを行って頂きます。
冷蔵保存の保冷剤をご用意頂き、写真のように術部を冷やします。
1日2~4回、5~10分程度です。
過度な興奮、怒ってしまうなどの場合は、ご家族との関係が崩れてしまう可能性があるため、
中止して頂きます🐶💦

 

(4)消炎鎮痛剤を飲ませる
手術後の炎症や痛みに対して、消炎鎮痛剤を飲ませて頂きます💊
空腹は避け、食事に混ぜる、食後におやつと一緒や、直接お口に入れるなどして、
飲ませて頂きます。
副作用が現れる可能性があるため、対応に関してはお伝えします。

 

今までの内容をご自宅で行って頂きますが、退院の際に詳しくご説明致しますので、
不明な点は遠慮なくご相談ください。
患者様によってご自宅での様子は変わってきますので、不明な点・不安を無くした状態で
退院して頂けるよう心がけております。
また、ご自宅で過ごす中でのご質問もお受けしておりますので、ご連絡くださいね🍀

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