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2023.09.24

心肺蘇生実習を行いました

総合診療科の山口です。

今回は研修教育の一環として、人形を使った心肺蘇生実習を行いました。
研修獣医師の先生方には事前に講義を行った内容を元に、
心肺停止症例の第一発見者としてその場を仕切ってもらいました。

📷実習の様子

私が担当するのは初めての試みであり、私としてもバタバタしましたが、
3人とも無事に自己心拍再開(蘇生)まで頑張ってくれました。
参加者の感想は??

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・研修獣医師
落ち着いて一つ一つ対処していくことが大切であると痛感しました。
冷静な判断ができるようもっとしっかりと勉強ていきたいと思いました。

・研修獣医師
座学で勉強して頭の中でイメージトレーニングをしていても、
いざ自分が主体となって心肺蘇生に参加すると、頭が真っ白になり、
指示が明確に出せなかったり、判断ができなかったりすることに気づきました。
本当のエマージェンシーの時、素早く動けて判断できるよう
日々の勉強や、技術を向上させていきたいです。

・研修獣医師
私はまだエマージェンシーの現場にほぼ遭遇したことがない状態だったので、
実際に体を動かして心肺蘇生の練習ができ、よい経験となりました。
実際の症例の場合は、練習の何倍も動けなくなるだろうと分かったので、
普段からイメージトレーニングや勉強を続けていきたいと思いました。

・参加した愛玩動物看護師
雰囲気や臨場感を味わえるため、経験の浅い若手スタッフにはとてもいい学びになり、
また、中堅やベテランスタッフでも、エマージェンシー処置に遭遇する機会が
少ないスタッフもいるため、流れを思い出す意味でも学びになると思いました。
状況に応じて変わるスライドモニターを見ながら、実際に心臓マッサージやバギングも行い、
最後にフィードバックを貰い振り返りができたことも大きい学びとなりました。
普段一緒に仕事をする機会がないスタッフともコミュニケーションを取る機会となり、
チーム力を高める事にも繋がりました。
今後は、夜間中に入院患者様がエマジェンシーとなった場合や、
情報が少ない飛び込み患者様の場合などいろいろなシチュエーションで
やってみる事も良い経験となると思いました。
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それぞれに学びがあってよかったです!
愛玩動物看護師からの意見は貴重でした!
研修獣医師の先生方には今後もたくさん経験し、自信をつけて、
動物たちに還元していって欲しいと思います!

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